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低用量ピル(OC)を飲み始めました💊

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低用量ピルを1か月前から飲み始めました。病院での受診から副作用についてまとめました。服用を考えている女性の方は参考にしてみてください!

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低用量ピル(OC)とは

 低用量ピルはOC(Oral Contraceptives) 、または経口避妊薬と言って女性ホルモンの量を錠剤を毎日服用することによって排卵を抑制することができる薬です。

低用量ピル(oral contraceptives)は、女性自身が妊娠と月経をコントロールできる、安全で確実な方法です。
毎日一回服用することにより、排卵を抑制し子宮内膜の増殖も抑えます。

主な服用目的は、避妊、生理痛の緩和、PMS月経前症候群)の緩和、生理周期の調整などです。

最近では婦人科を受診せずともピルの処方が可能になっていて、若い女性でも服用をしている、検討している人が増えています。*1

ひと昔まえはピルを飲んでいる人は将来的に妊娠しにくいなどといった誤解が広くありましたが、婦人科の先生に拠るとそれは全く根拠がないものだそうです。

ピルを飲もうと思った理由

私は20代後半なんですが、中学生の頃に初潮を迎えてから今までずっと生理周期が不順でした。中高生などの思春期の女の子であれば生理周期が定まらないのはよくある話ですが、私のように20代も後半になっても不順というのは稀であまり望ましくないです。生理周期は短ければ14日、長ければ50日ほど空くこともありました。基礎体温も定まりませんでした。

将来妊娠して子供も授かりたいと思っていたので 、ピルを飲むことでホルモンバランスを整え生理周期を整えることにしました。

婦人科受診から服用開始まで

 最近はピルをオンライン診療で処方できることを知っていましたし、私の友人もネットで医師の簡易な診療を受けピルを処方してもらい飲んでいる子がいました。その子にオンライン診療について相談しました。

オンライン診療ではかなり簡易な一問一答のような質問だけされて、1~2週間ほどでピルが自宅に届いたそうです。服用を開始すると吐き気の副作用があったそうです。ピルが自分の体に合っているのか、ピルの飲み方が正しいのか不安だったそうです。なのでオンライン診療ではなく、婦人科の受診を勧められました。

 

www.clinicfor.life


近所にかかりつけの産婦人科があったので予約して相談に行きました。受付でピルの服用について相談したいことを伝えると、看護師さんからいくつか質問と説明を受けました。なぜピルを飲もうと思ったのか、ピルのホルモン調整の仕組みなどについてです。

私の場合は生理の周期調整が目的でした。この場合、保険適用になりません。保険適用になるのは、重い生理痛やPMS症状の場合のようです。ですが、保険適用でも保険適用外でも受診料と薬代の合計はあまり変わらないようです。私は受診料とピル代1か月分で3,200円ほどでした。

ピル服用の注意点

  • 飲み忘れないこと
  • 毎日なるべく決まった時間に飲むこと
  • 服用開始直後から3か月ほどは、血栓症*2のリスクが高まるので水をたくさん飲むこと

看護師さんは副作用についても細かく説明してくれ、質問にもきちんと回答してくれたのでとても信頼できました。ピルはホルモン量調整のため毎日決まった時間に飲むことが望ましいのですが、私の場合仕事柄海外出張も多くあるので時差がある中でどのように飲めばいいのか質問しました。日本時間で飲めばいいそうです。他にも不安に思うことを一つずつ解消できたので良かったです。 

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看護師さんとお話したあと、婦人科の先生の診療がありました。看護師さんから受けたピルの説明・質問と同じで、服用の理由や飲むときの注意点を説明されました。説明には納得したので、ピルを服用し始めることをお医者さんと決定しました。

そこの婦人科では5か月前に子宮がん検診のため受診し、子宮には問題ないことを確認していたのですが、私の服用理由が月経不順であることから、念のため子宮に問題がないか超音波検査をすることになりました。

超音波検査をすると、右の卵巣に小さな影がたくさん映りました。お医者さんからは多嚢胞性卵巣症候群の可能性があると告げられました…。5か月前の検診ではなんの問題もなかったのに……。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵巣で男性ホルモンがたくさん作られてしまうせいで、排卵しにくくなる疾患で、女性の20〜30人に1人の割合でみられます。排卵されない卵胞は卵巣にとどまるため、超音波検査でみると、たくさんの卵胞(嚢胞)を認めることから多嚢胞性卵巣と呼ばれます。症状として無月経や月経不順、にきび、多毛、肥満などが出現します。排卵しないため、不妊の原因になることもあります。

実は10代後半の時にも、結果的に良性でしたが卵巣嚢腫があり、婦人科のお世話になっていました。根本的に女性器が弱いんでしょうね…。

私の生理不順は、多嚢胞性卵巣症候群が原因にあるかもしれないとのことで、追加で血液検査を行うことになりました。血液検査は1週間ほどで出るとのことで、ピルをその日にもらって帰るつもりでしたが、1週間後にまた受診することになりました。

 

1週間後、結果的に多嚢胞性卵巣症候群の可能性はあるが、血液内のホルモン量は決定的に多嚢胞性卵巣症候群であるという値まではいっておらず、多嚢胞性卵巣症候群ではないとのことでした。安心しました。

多嚢胞性卵巣症候群ではなかったので、予定通りピルを処方してもらうことになりました。多嚢胞性卵巣症候群もホルモン以上で起こる病気なので、ピルの服用でホルモン量は調整することができます。

 

ピルは生理が来てから5日以内に飲み始めるんですが、最近生理が来たばっかりでいつ次の生理が来るかわからなかったので、お医者さんから生理を起こさせる薬を処方してもらい、強制的に生理を起こして、ピルを飲み始めることになりました。

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処方してもらっている低用量ピル マーベロン28

服用開始から1か月後までの身体の変化 副作用についても

 

生理が来てからピルの服用を開始しました。私が飲んだのはマーベロン28というピルです。女性ホルモンが入った錠剤を21日間飲み続け、その後7日間は偽薬(ホルモンが入っていない薬)を飲み続けます。7日間のうちに次の生理(正確には消退出血*3がきます。

medical.nikkeibp.co.jp

そしてピルの副作用には一般的に次のようなものがあります。

  • 血栓症
  • 吐き気
  • 不正出血
  • むくみ(体重増加)

 特に注意すべきは血栓症で、

低用量ピルを内服している方に血栓ができる割合は年間10,000人に対して3~9人と、割合としてみればかなり少ないですが、特に低用量ピルを内服している女性のうち、肥満、喫煙者、高齢、家族に血栓症にかかったことのある方がいる場合は注意が必要です。

 婦人科の先生からも水をたくさん飲むことを言われました。また服用開始してすぐは吐き気を催す人が多いそうなので、吐き気が起こってもあまり気にならない就寝前の服用をお勧めされました。

毎日寝る前23時にピルを飲むと決めて、飲みのを忘れないように毎日アラームをセット しました。寝る前に飲んでいたからか特に吐き気も感じることはありませんでした。

ただ服用開始から5~7日たって、生理が終わるころになっても、なかなか生理がきちんと終わらず、不正出血がずっと続きました。量は少ないけどナプキンを敷いていないとパンツが汚れちゃうくらい、赤茶の血が出続けました。不正出血は次の生理まで3週間ほど続きました。また生理の量も全く減らず、いつもと変わらない量かいつもより量が多いほどでした。

先生に相談したところ、飲み始めて数か月は身体がピルになれないため、不正出血が続くことや、生理の量も減らないことがあるそうです。これが引き続き2~3か月続くようであれば異常らしいのですが、最初1か月は気にする必要がないそうです。見守ることにします。

その他の副作用としてよくあるのが、むくみと体重増加ですがこちらはありませんでした。あと、これは食生活が原因かもしれませんが、ニキビができました。2~3個、目立つのが頬と顎に鎮座しております。なくなりません…。

 

ピル服用し始めてから1か月、不正出血が続くなど不安はありましたが体調は全く問題ないです。なによりもずぼらな私が飲み忘れが1か月間で一度もなかったことが驚きです。スマホでアラーム設定しておいたことが飲み忘れの防止に効果的でした!

かかりつけの婦人科は先生も看護師さんもとっても優しくて疑問に思ったことを細かく説明してくれるのでとても安心できました。もし女性の方でピルの服用を検討されている方がいたら、自分が信頼でき納得して服用を開始できるような先生を探すことをお勧めします。

今後の身体の変化についても続報をお伝え出来ればと思います。

  

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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*1:オンライン診療

低用量ピル | ピルについて | オンライン診療 | クリニックフォア | CLINIC FOR

*2:血栓症とは血液が固まり、栓となることによってそこから先の血流が途絶え、臓器が正常に機能しなくなりさまざまな障害を引き起こす病気

*3:ピルの休薬によってホルモンが補われず、子宮内膜が増幅を止めて剥がれ落ちることで出血する。この出血を消退出血と呼ぶが、基本的に月経と同じもの。